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船木棟梁(大工)
設立当初からAnswerの家づくりに携わって
Answerといっしょに仕事をして10何年になるかな。
Answerの家は、他の家に比べると、自然素材だからちょっと手間がかかる。やっぱり本物を使うからね。出来合いのものじゃないし、全部自分たちで手加工してやるものだから。でも1棟1棟、完成までの工程が違ってそれぞれ特徴があるから、自分たちもやりがいがあるんです。今はほとんどプレカットだし、クレテック工法だから構造に狂いが生じることはないけれども、現場でやっぱり図面とのズレが生じたりすることもある。その時は、収まりが良いように、お客さんが使い勝手の良いように、その都度Answerの利部さんや畠山さんと話し合いながら作っています。
想いを共有できればどんな家でも建てられる
今までたくさん家を建ててきたけど、やっぱり一番印象にあるのはAnswerの一棟目のモデルハウスを建てた時。家を建てる時、プランを描いた人が何を意図しているのかが分かれば、どんな家でも作れるんです。だから、あの家を建てた時は、プランを描いている社長の考え、意図していることを全員がきちっと理解するように、よく夜遅くまで話し合ってたな。電気屋さんも水道屋さんもみんな休みも関係なく、「こうすればいいんじゃないか」って意見出し合ったりして。楽しかったっすよ(笑)あのモデルハウスが一番自分で納得した家ですね。
想いを共有しながら職人みんなで作るっていうのは、Answerが手がけるどの家もそうだと思います。意図していることが分からなければ作れないものだから。そのためには、考えが分かるようにコミュニケーションが大切なんです。今はもう言われなくても分かる部分も多くなりましたけどね(笑)大いに工夫できてこそ、一人前の『大工』
大工って、「大いに工夫」するって書きますよね。だから工夫できないヤツは大工じゃない。俺の親父も職人だったもんだから、よくそうやって言ってました。
Answerの家は実際手間がかかる。でもその分大工の工夫のし甲斐もあるんです。
あと、自分が建てる家に住む人にはやっぱり幸せに暮らしてもらいたいっすよね。家族団らんであったかく。だから、自分は一生懸命やるだけです。