STAFF BLOG

  • 工夫の数々

    2015.12.28|三浦

    三浦です。

    今日はいつもと違ったスタートで。





    間違い探しではありませんが、上の写真と下の写真、違うところが一か所あるのですがお分かりになりますか?

    そう、その通り、キッチン前の扉が開いているか、閉まっているかですね。

    「小さな木の家」の一つの見どころは、リビングのドアを開けると飛び込んでくる和室までの大空間。しかし奥様目線で考えると、急な来客があった時などにキッチンや食器棚が丸見えになってしまう … これを気にされる方は多いことと思います。

    そんな思いに配慮したのがキッチン前や食器棚の前におかれたスリガラスの扉。この扉を引くだけで見せたくないところが見えなくなってしまうのです。密かに社内で呼んでます「隠せるキッチン」。





    えっ、なぜここに畳?階段を上がったところにある三帖の畳コーナー。初めてご覧になったお客様は???

    ここは吹き抜けの、しかも薪ストーブの煙突の横。実は一番洗濯物がよく乾く場所なのです。秋田の冬には避けられない室内干し。乾いた洗濯物はその場に座って畳んでしまうことができるのです。3畳もあるから大きな洗濯物でも楽々たたむことができます。

    しかも夏は窓を開ければさわやかな風が通り、お昼寝コーナーにぴったり。




    2階の大きな洋間スペース。



    一見何の変哲もなく見えますが、来客などがあり、ちょっと仕切りたいな、と思った時には、その袖壁からなんと三連の引き戸が出てきます。あっという間に個室が一つ誕生します。

    使われているのはもちろんアルダーの無垢の建具。将来仕切ることが必要になった時の間仕切りとしても十分使えます。





    「小さな木の家」と言えば、今までお話ししてきた「アルダーフロア」や「階段図書館」、「大きな軒やウッドデッキ」「薪ストーブ」などに目が行きがちですが、住まわれる方を考えた、こうした工夫の数々も見逃せないところです。


    Answerは明日で仕事納めになります。

    来年は仕事始め早々から「小さな木の家」の最終内覧会です。

    今日ご紹介した以外にもたくさんある「工夫の数々」、みなさんも探してみてご自分の住まいに生かしてみませんか。



    明日は「薪ストーブ」についてお話ししたいと思います。

  • 今も昔も

    2015.12.27|竹萬

    Answer@竹萬です。

    「小さな木の家」についてお話しし始めて三日目。今日は「大きな軒とウッドデッキ」についてお話しします。

    「小さな木の家」の外観上の最大の特徴は、何といっても建物を半周もする大きな軒のかかったウッドデッキだと言っていいでしょう。



    吉田兼好の徒然草の
    「家の作りやうは、夏をむねとすべし。冬は、いかなる所にも住まる。暑き比わろき住居は、堪へ難き事なり。」
    という一文。一度は耳にされたことがあるのではないでしょうか。

    現代風に言えば
    「住まいの建築は、夏を考えて造りなさい。冬は、住もうと思えばどこにでも住める。暑い時期に住み心地の悪い住宅は我慢ならない。」
    といったところでしょうか。

    今や住宅の性能は兼好法師の時代とは比べ物にならないくらい上がっており、その結果「いかなる所にも住まる」といわれた冬は、むしろ十分快適に暮らせるようになりました。

    ところが、その造りを優先して考えるべき、と言われている夏はどうでしょうか。その対策は進んだ文明の力によるエアコン頼み、というのが現実ではないでしょうか。

    しかしこれが当然兼好法師の述べている住まいの形であるわけがありません。

    その時代、夏を快適に過ごすため住宅に必要だったのは、日差しを遮り、風通しを良くするための工夫。そのために造られたのが大きな軒の出た縁側だったのです。

    大きな軒は、夏の暑い日差しを遮り、冬の暖かい日差しを取り込む。住まいにとっては日傘のような存在です。

    そして現代に至り、縁側はウッドデッキに形を変えました。テラスドアやフレンチドアを開けば行き来できるそのさまは、まるで外とつながっているかのようです。

    今 や膝枕に団扇で煽がれながら昼寝をしたり、井戸水で冷やした西瓜に子供たちが駆け寄ってきて頬張ったりする時代劇に見られたような光景は、デッキチェアに 腰かけ本を読んだり転寝したり、バーベキューで焼けたお肉に子供たちがかぶりついたり、といったシーンに代わりました。



    でも変わらないのは「大きな軒と縁側(ウッドデッキ)。」

    Answerの住まいは日本古来の様式を大切に生かしながら造られているのです。



    来年1月11日に公開終了する「小さな木の家」、年内のオープンは今日が最後となりました。

    残すところは1月9日からの3日間のみ。

    ご来場をお待ちしております。


    明日は「工夫の数々」についてお話しします。

  • 我が家の図書館

    2015.12.26|竹萬

    Answer@竹萬です。

    今日のテーマは昨日のお約束通り「階段図書館」です。

    「小さな木の家」の特徴的な部分を上げよ、と言われればどこを上げますか?

    ・大きな軒がかかって、大きな開口でリビングとつながる、大きなウッドデッキ。

    ・二つの吹き抜けによって、まるで渡り廊下を配したかのように見える2階。

    ・リビング・キッチン・ダイニング・和室が数値以上の広さを感じさせる絶妙なレイアウト。

    等々、見る人によってその答えは異なる事でしょう。


    しかし私にとって最も特徴的な部分と思えるのは、階段と組み合わされた壁一面の本棚です。これをAnswerでは「階段図書館」と呼んでいます。



    どの家庭にも必ず一つは必要な本棚。もちろん家具として持ち込まれることもあるのですが、造り付けでつくってほしい、というのもまたよくあるご要望です。

    そんなご要望に、どうしたらより美しく、より使い勝手がよく『設える』ことができるのか、それらを追求する事によって生まれたのが「階段図書館」です。

    最初は位置の設定から。個室ではなく、廊下でもなく、リビングに本棚を置く。まずここからスタートしました。


    手摺越しに階段の踏み板がスーッと伸び、本棚の棚板と組み合わさる…。

    これによって本棚は、リビングに出しゃばることなく、むしろ奥行きを感じさせながらその存在感を確立しました。


    階段を昇りながら、下りながら本を探す。探し当てた本をその場で腰かけて読み始める…。

    これによって階段は、通路としての役割のみならず、“家族の居場所”という役割も担うことになりました。


    そして「階段図書館」はAnswerの建物を語る時にひとつのシンボルになったのです。(HPのメインビジュアルにも使われています。)




    この「階段図書館」もご覧いただけるのは、1月11日まで。
    年末ではありますが、明日もオープンしてお待ちしています。



    明日は「大きな軒とウッドデッキ」についてお話しします。

  • 裸足で歩いてほしい床

    2015.12.25|三浦

    Merry Christmas! 三浦です。

    大平台モデルハウス「小さな木の家」も公開終了まで残すところあとわずかとなりました。

    これから公開終了に向けて、「小さな木の家」を色々なテーマで語っていきたいと思います。

    最初のテーマは“フロア”です。



    「小さな木の家」で初めて採用したフロア、アルダー。

    この素材に出会った時の事を当時のTANAKA’S BLOGでこんな風に書いてありました。

    『床 材についてはこれまでとはかなり趣の異なる質感とカラートーンの素材がみつかり、あらたなプランニングに向けてのキーアイテムになりそうな予感です。想定 していたメイン素材に加えて素晴らしい掘り出し物にも出会うことができ、これからどのようにして皆様にご紹介をしていこうかと検討中です。 ~2011.12.27「雲上にて。」~ 』

    モデルハウスは、今まで使ったことのなかった素材やデザインなどを採用し表現する場所だと考えています。ですからこのフロアも「小さな木の家」で初めて使用したのですが、想像以上の大ヒット。独特の風合いと色味で今や半数以上のお客様に使われる人気フロアになりました。

    ア ルダー、というと聞きなれないかもしれませんが、日本での呼び名にすれば『樺(カバ)の木』。実際に「小さな木の家」や「Caféスタイル」そしてこのフ ロアを使ったお家の完成内覧会をご覧になったことのある皆さんは、濃い茶系の色を思い浮かべられるかもしれませんが、実はAnswerが使うフロア材の中 でも、この素材だけは元々の色ではなく、製造工場と提携してAnswerオリジナルの塗装を施したものなのです。


    その特徴はと言えば…

    ウォールナットほど硬くない、かといってパインほど柔らかくないため傷がつきにくい。

    その雰囲気は和・洋どちらのスタイルにもマッチする。

    そして何よりその感触が素晴らしい。梅雨時のジメジメした時期もサラっとしていて、真冬でもじわっと温かみが伝わってきます。

    まさに「裸足で歩いてほしい床」なのです。

    アルダーのフロアは、これからもたくさんのお客様の足元でその暮らしを支えていく事でしょう。



    明日、明後日はいよいよ今年最後の「小さな木の家」公開日。年末のお忙しいところだとは思いますが、ちょっと気分転換にでも足を運んでいただければありがたいです。お待ちしています。

    明日は「階段図書館」についてお話しします。

  • 『設え』の心

    2015.12.24|竹萬

    Answer@竹萬(ちくま)です。

    12月も残すところ一週間。今日はクリスマスイブです。1年の経つのは早いものですね。



    モデルハウスでお客様とお話ししていると、よくモデルハウスにおいてある家具や飾りつけについてお褒めの言葉をいただきます。「ステキ」「カッコいい」「似合ってる」その言葉は様々ですが大変ありがたいことです。



    Answerの家は自然素材の家。つまり使われている素材そのものが魅力的です。そんな素材で作られているのですからできあがった空間も魅力的です。

    しかしその魅力をより一層引き出すためには様々な工夫が必要です。その最も効果的なものの一つが家具を置くことでしょう。またさらに小物や植物などを置けばその効果をもっと大きくする事ができます。

    ですからAnswerの完成内覧会ではわずか2日間の開催にもかかわらず、ソファセットやダイニングテーブルや椅子を運び込み、たくさんの小物や植物を持込み飾り付けるのです。

    時には完成内覧会の開催できないお家でも、その完成写真を撮る為だけに家具を入れたりすることがあります。19日のブログに出てくる『絆を深める家』でもあの2階リビングの完成写真を撮る為だけにダイニングテーブルを持ち込みました。


    ここにはAnswerの一つのこだわりがあります。

    『設える』

    “しつらえる”と読みます。

    辞書を引くと「1 こしらえ設ける。備えつける。2 部屋などを整え、飾りつける。」などの意味が出てきます。

    こ の言葉を使う時は、単純に「飾り付ける」というだけの意味では使いません。その言葉の裏には、「お客様をもてなすために、設備や家具などを含む場や空間の ありかた、置かれた器や小物、そして心配りに至るまで、お客様の好みに応じてセッティングする」という意味が込められています。


    そうなのです。Answerの飾りつけは『設え』の心をもって行われているのです。


    そしてその最たるものはやはりモデルハウス。

    先日来お知らせしている通り、大平台モデルハウス「小さな木の家」は来年1月11日で公開終了。ご覧いただけるのは今週末そして1月9日~11日の5日間のみ。「小さな木の家」での『設え』の心をご覧いただける機会もあとわずかです。

    年末のお忙しいところとは思いますが、ご来場お待ちしています。