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出張後記
2018.03.20|ブログ
先週水曜日から週末にかけて、札幌~東京で開催された住宅業界関係者向けの展示会を視察してきました。札幌は暑く、東京は寒い・・・という感覚のズレに、体調管理が大変でした。春先は私たちにとってもこのような展示会が各地で目白押しです。トライしてみたい面白そうなアイテムもいくつか発見しましたので、プランニングに盛り込んでみたいと思います。このようなイベントには全国から同業者が集いますので一席を設ける機会も多々あるのですが、〝家造りの捉え方〟に違和感を感じることがよくあります。多くの会社が「家は売るもの」であり、お客様に気に入ってもらえる家造りに終始しています。一見正しいように思えますが、そこに自社の家造りにおける理念や哲学に基づいた提案はありません。となれば、どこの会社でもおんなじになってしまうと思うのです。プロとしてのアイデンティティー無くして、造り手がワクワクするような家造りができるのだろうか? 造り手が夢中になる家だからこそ、ここに住みたいと思ってくれる方との出会いがあるのではないか・・・。多くの同業者との考え方に大きなギャップを感じつつ帰路はいつもこんな自問自答を繰り返しています。