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  • めぐり来る季節に包まれる家

    2018.12.06|利部

    異常気象と呼ばれた2018年。今週はじめからは、暖かい日が何日か続き本当に12月?と思うような気候でした。現場とすればラッキーな日でしたがこれからが本格的な冬が始まりますね!
    ヒートテックにダウンコート、ユニクロさまさまで冬を越えたいと思っています。

    先日千秋公園のA様邸が完成しお引渡しをさせていただきました。

    道路端での建築だったこともあり、OBのお客様や知り合いからも「あそこで建築しているね」と声をかけられることが多かったです。今まで秋田市の中でもいろんな場所で建築してきましたが、ここの現場では建築をするにあたっていつもより多く4つの届け出が必要な地域でした。

    1:「埋蔵文化財に関する届け出」
    秋田市内には遺跡が516箇所ありこの建築した地域のも周知の遺跡の範囲内でしたので届出が必要でした。着工前に届け出を提出したのち、基礎工事の掘削時(土を掘った時)に調査担当者へ立ち会いしていただく必要がありました。滅多にある届出ではありませんので、掘削時の立ち合いや書類の提出、文化財のことなど改めて考えさせられるいい機会でした。

    2:「都市計画法第53条」の許可
    この場所は都市計画施設の区域の施行区域内でしたので事前に地盤改良工事や基礎の工法を記したものを都市計画課へ申請する必要がありました。わかりやすいところでは秋田市内では今秋田駅裏の手形地区などの開発が進んでおり新しい区画割をしたり新しい道路が造られています。その将来の為建築した際の土の中に埋まっているものがどんなものか(基礎や地盤改良の杭)を申請しておく必要があるのです。

    3:「秋田市風致地域内における規制」
    市街地近郊の自然景勝地、史跡、水辺、丘陵の緑等の環境を維持するために定められている地域で既定の面積の緑化(たとえば木を植える)を行う必要があります。また建物の色彩がその地域と著しく不調和でないことも規制のひとつになりますので外壁の色や屋根の色も申請が必要となります。秋田市内でも9つの風致地区が指定されているので緑化計画や色彩計画に注意しなければいけません。

    4:「建築確認計画申請」
    これは新築するにあたりすべての地域で必要になる申請です。建築基準法に基づき建築物などの建築計画が建築基準法令や建築基準規定に適合しているかどうかを着工前に審査するために申請することです。建物の配置で近隣からの離れや、窓の大きさで採光が部屋にとれるか、換気計画をどのようにとるか部屋の大きさをもとに計算し算出します。
    これらの申請を行ってから着工し、完工した際には完工検査または届出を行って申請が終了となります。


    今日はなんだか堅苦しいブログになってしまいましたが、私達Answerでは建築をするにあたり敷地を現場調査した最初の段階でこのような法律上の規定があるかどうかも調べます。
    建築するにあたっては「都市計画法43条」「農地転用」なども絡むことがよくあります。
    また登記上の問題(未登記建物、相続等)なども調べていくと出てくる場合があります。
    そんなことまでは専門家でないとなかなか難しいですよね。
    ですので私たちにご相談していただければ専門的知識の部分はサポートしていくことが出来ます。

    そんな今年一番の難題な現場もAnswerのチームワークで無事にお引渡しをすることが出来ました。

    お隣にお住まいになりながらの建築でしたので普段家にいる奥様は大変だったと思います。しかしいつも笑顔で「ご苦労様」とお声をかけていただき、建築していく過程が間近でみることができ「ひとつ、ひとつ手作業で丁寧に仕事をしてくださり驚きました」とおっしゃってくださいました。

    今日お引っ越し後におじゃました際は、Answerの家にA様が今まで使っていた家具がとっても似合っていてイメージ通りの雰囲気になっていました。
    今年の冬からはどうぞあたたかいお家でゆっくり過ごしてください。
    春になるとまたバラの花がお庭を彩り、建物がより素敵にみえてくることでしょう。

    A様、これからもどうぞよろしくお願いします。