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  • ヒアリングの意味

    2016.01.28|ブログ

    Answer@竹萬です。

    考えてみると、我が家には和室がありません。「考えてみると」などとわざわざ言うくらいですから、日常の生活で和室がないことに違和感を感じていないし、困ってもいないということなのですが…

    私が育った家は、キッチン以外は全て和室(畳の部屋)という家だったのですが、今の住まいには特別それを求めようとは思いませんでした。同様に最近は和室のないプランも増えてきています。日本人の意識も変わりつつある、ということなのでしょうか。



    先日、田中と一緒にあるお客様のヒアリングを行いました。

    ヒアリング、というとどんなことを想像されるでしょうか。

    営業マンや設計士から、

    「居間は何畳くらい必要ですか?寝室は?子供部屋は?」

    「外観のお好みは?ボックスタイプですか?片流れですか?タイル調ですか?石目調ですか?」

    などと聞かれることだと思っていませんか?


    先日のヒアリングは和室についてお話を聞くところから入りました。

    なぜならそのお客様はいわゆる「ご本家」。盆正月やお彼岸にはご親戚が集まること、仏壇を守っていかなければならないこと、などの事情があるというのが一つの理由。

    またプラン上、和室があるかないかによって、1階2階のバランスが異なり、予算の上でも大きな影響が出ることなどが考えられる、というのがもう一つの理由でした。

    その後、奥様が非常に具体的なイメージをお持ちになっていたキッチンやプライベートルームのことなど、次々と話は続いていきました。

    時には過去の建築事例をお見せしたり、その場で田中が部分的な図面を書いたり、と手を変え品を変え、お客様のご要望を確認していくことに努めました。

    お客様も、“自分の考えていることを理解してもらっている”“言いたいことが伝わっている”と安心してくださったのだと思います。私にとっても非常に楽しいヒアリングとなりました。




    ヒアリングとはお客様の要望の“聞き取り”ではありません。建築に関しては経験の浅いお客様のご要望を、具体的なイメージに置き換えつつ“確認していく”ことなのです。

    この具体的なイメージに置き換える作業には、実に多くの“引き出し”が必要です。Answerでは創業以来18年400棟に及ぶ経験から培った多くの“引き出し”の中から、お客様のご要望をかなえるために最良のアイテムを選びます。そして最良の答えを導き出していくのです。



    さて今週末は今年最初の完成内覧会です。

    本日最終的な備品の搬入も終えて準備万端です。

    たくさんのご来場お待ちしております。

  • オヤジの聖地

    2016.01.26|三浦

    三浦です。

    冬になると無性に行きたくなる店があります。

    市民市場のすぐ近くにある大衆酒場「からす森」。
    かれこれ30年近く前、駅前にある会社に勤めていた時代、初めて先輩達に連れられて行った店。なんとなく大人の仲間入りを認められたような気分になったのを覚えています。
    現在でも雑多な店の雰囲気と味は一切変わらず。自分にとっては代わりのきかない店の一つです。



    アルミ容器にはいっている熱燗の銀紋が、

    受け皿にのった分厚いガラスのコップに注がれ、

    表面張力で今にもこぼれんばかりのお酒を一滴もこぼさないよう口をもっていき、

    少しすすったら受け皿にあふれた酒をコップにあけて飲むのが醍醐味。


    唐辛子をたっぷりかけたホルモンの煮込みとカシラとレバーの串焼を肴にして、

    話は途切れることなくあっという間に時が過ぎる。


    オヤジたちの喧騒で埋め尽くされた店内は、仕事終わりの二人飲みには極上の空間。

    そこに流れる時間には、他の店では醸し出すことのできない、昭和の“味”がしみ込んでいる。




    先日、秋田の情報番組「サタナビっ!」で取り上げられて以来、いつ行ってもほぼ満席状態らしいです。また客層も若干変わってきたとか…

    チェーン店とは違った“唯一無二”の存在。だからこそ私も心惹かれるのだと思います。

    いつまでも“オヤジの聖地”であって欲しいものです。

  • 子供の目 ~広報紙 その2~

    2016.01.25|ブログ

    Answer@竹萬です。

    以前のブログでもちょっと触れたことがありますが、我が家も自然素材の家です。(当時はまだAnswerに勤めていなかったのですが。)床は杉の無垢のフロアやタイル、壁、天井は珪藻土やカラマツの羽目板を使っています。

    建てたのは、ご多分に漏れず上の子が小学校に上がるのに合わせて、というタイミング。マンションから引っ越してきた私からすれば、「自然素材っていいよなぁ」という想いは今も変わらず続いているのですが、それを当たり前として育ってきた子供たちは一体どう思っているのだろうか、今までそんな話をしたことなかったなぁと思う今日この頃です。



    先週のブログでご紹介した由利本荘市のS様から、早速メールをいただきました。

    取材の時の様子や今の日常生活のことなど色々なことがかかれていました。

    今は薪ストーブのある暮らしを楽しんでいらっしゃるようです。

    「手間ですけど、生きてるって感じですね。」

    実感のこもった言葉だな、と感じます。


    そんなメールの中にこんな一節が…

    『先日、姪っ子(7才)が来て、木の中にいるみたいだね。いいカンジじゃんと言ってました。(-_-;)
    来たの3回目なんですけど……』

    姪っ子さんのみずみずしい感性に触れたのでしょう。子供が発する素直な言葉には、思わず大人をハッとさせる本質が含まれていることがありますから。

    前回のブログで触れた、日本人のメンタリティに流れる“木との親和性”にもつながるエピソードだと思います。なんだか読んでいてうれしくなりました。

    S様、姪っ子さんのこと、可愛がってあげて下さい。





    今週末は2016年最初の完成内覧会が秋田市旭川で開催されます。

    たくさんのご来場、お待ちしております。

  • 秋田のかまくら

    2016.01.25|三浦

    三浦です。

    昨日秋田の新しい住宅雑誌が創刊されました。「JUU」という雑誌です。各ビルダーのお客様を取材して紹介するというのが基本スタイル。実際にお住まいになっている方の生の声や生活を知る事ができるのでなかなか読みごたえがあります。

    Answerも取り上げていただきました。一昨年末に完成内覧会をさせていただいた御所野のS様邸です。

    早速今日S様に掲載誌をお届けに行ったのですが、S様邸の隣の公園に大きなかまくらが!?



    なんでも、仲良し「木のまち」のお父さんたちが先週末から雪を積み始め、昨日2~3人のお父さんが仕事が休みだったので、1日で中を掘り上げた、という事なのだそうです。

    早速夕方から近所の子供たちが集まってきて中でお餅を焼いたり、夜にはお父さんたちが完成を祝って!?中で飲み会をやったり、と大賑わいだったそうです。

    「JUU」のS様のインタビューの中にも

    「~(前略)やることがいっぱいあるから、生活自体が楽しいんです。休みの日も朝早く起きるようになりましたね。」

    とありました。昨日も休みなのに早起きして作業されたのだと思います。生活を楽しんでいらっしゃる様子がよくわかりますね。

    「木のまち」にはAnswerのお客様は他にもたくさんいらっしゃいます。そうした方々も含めた街ぐるみで行う行事というのも生活を楽しくする要因なのかもしれませんね。





    さて今週末は桜台モデルハウス「Caféスタイル」がオープンしております。

    雪も降り寒くなってきた中で、Answerの家の暖かさを体感していただくチャンスです。

    ご来場お待ちしております。

  • 日本人と木

    2016.01.21|ブログ

    Answer@竹萬です。

    この数日、ニュースを見れば雪の影響の事ばかり。天気予報でも秋田は決してよくないはずなのに、昨日一昨日のあの青空。どうしたことでしょう???とはいえ真冬の真っただ中であることは間違いありません。みなさん油断なさらないでくださいね。



    Answerのモデルハウスや完成内覧会で

    「“木の家”って落ち着きますね。」

    というお話をよく耳ににします。

    なぜ日本人は“木の家”が好きなのでしょう?


    Answerの家はドイツや北欧等のヨーロッパの材料や建材を採用しています。そのヨーロッパにおいて住居は、ローマ時代に発生したラテン系民族の「石の文化」と、石器時代に森の中で誕生して中世に盛んになったゲルマン系民族の「木の文化」に分かれるのだそうです。(「西洋住居史」後藤久 彰国社)

    イギリスの昔話に「三匹のこぶた」という有名な童話があります。わらぶきの家と木の家とれんがの家が出てきます。(オオカミにわらぶきの家は吹き飛ばされ、“木の家”は体当たりで倒されてしまうのですが)こんなところにもヨーロッパの住宅文化が表れているのかもしれません。

    これと比べて日本の場合は「石の文化」は発達しませんでした。山がちな地形で雨も多く森林が豊富で材料として手に入れやすかったということがその理由と考えていいのではないでしょうか。

    例えば中世のお城を考えてみればわかると思います。ヨーロッパの古城というと、湖のほとりに建つ石造りの建物を思い浮かべたりしますが、日本の城は木造です。(先日弘前城が石垣の修理のため曳家されたのがニュースになりました。木造だからこそできる事ですね。)

    こんな風に日本の建物は基本的にずっと木造が中心でした。

    では日本人が“木の家”に落ち着きを感じる心理とはどんなものなのだろう、と考えていた時にこんな言葉に出会いました。


    『木造住宅の家で育ったので、自分のからだと木の間に親和性があります。子供のときに自分を囲っていた環境は、一生影響を与える気がする。日本人のメンタリティには、コンクリートや鉄ではなく、木の中にこそつくられる表面のやわらかさみたいなものがあります。人間の精神は物質とは別の高尚なものとする考え方もあるけれど、僕はどんな物質に取り囲まれているかが精神を育てると思っています。』


    建築家 隈研吾さんの言葉です。(『モダンリビング』№224)

    隈さんといえば、今や日本建築界の重鎮。先日決まった新国立競技場の設計を手掛けられたことでも皆さんご存知のことと思います。

    『自分のからだと木の間に親和性がある』

    単に「木造建築の文化だ」とか「木に慣れ親しんでいる」などという単純なものではなく、日本人のメンタリティにまで踏み込んだ解釈です。深く納得させられました。



    こんな日本人のメンタリティに訴えかけるAnswerの家。

    ただ今新しいモデルハウスを建築中です。

    春にはお目にかけることができると思います。

    ご期待ください。