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レシピの奥にあるもの
2018.07.17|ブログ
レシピの奥にあるもの家造りを進めるうえで必要な設計図書というものがあります。プランを反映させた平面図や立面図、構造図や展開図などがこれにあたります。これらにはお客さまと私たちの〝想い〟がめいっぱい込められていて重要な資料となるのです。料理に例えるとオリジナル料理のレシピといったところでしょうか。ただ、不思議なことにその通りに作れば同じ出来栄えになるかといえば、そうはならないのです。なぜならば、そこには作り手の想いや経験値、そしてちょっとした隠し味といった文字や言葉で表現できない微妙なさじ加減があるからです。我が社ではお客さまの想いを受けて、私がプランニングし畠山が図面に起こし、利部が現場でカタチにするスタイルです。つまり実際に料理をするコックさんが利部というわけです。彼女がお客さまの想像を超える出来栄えを提供できるのは、プランニングの段階から想いを共有しているからだと思っています。今週末にご紹介するのは、そんなエッセンスが詰め込まれた一棟。図面の奥にある絶妙なさじ加減を、是非会場でご堪能ください。お待ちしています!