TANAKA'S BLOG

  • 366日

    2020.12.25|ブログ

    今年最後のブログは毎年開催してきた「Answer‘s night」という

    イベントでの挨拶で話そうと思っていたことを書いてみようかなと…。

    今年もスタッフ、協力業者の皆様、1年間ご苦労様でした。

    そして、ありがとうございました。

     

    2020年は人類史上に深く刻まれる年となりました。

    この1年は心休まらない日も多く、むしろとても早く過ぎた気がします。

    緊急事態宣言が出て、4月・5月は一切出歩かず、仕事が終われば

    家に直帰し、酒を飲み始めてから初めて2カ月もの間、一滴も

    飲まずに過ごしたので、体だけは喜んでいたのだろうかと…

     

    人と会うことができない、出歩くことができない、

    当たり前のことができない日々が訪れるなんて想像もしませんでした。

     

    そんななかで予定より少し遅らせて、7月にはAnswer初の平屋の

    モデルハウスがOPENしました。

    一組ごとの案内とし、お客様同士が被らないように、完全予約制という

    新しいスタイルでの見学会は、予約する手間はかかるけど、

    ゆっくり見学していただけるのでむしろ良かったのかなと…

    一通り見学していただいた後は、デッキで一緒にお茶を飲みながら

    気持ちのいい時間を共有でき、「こういう家なら出掛けなくても

    家で過ごす普段の暮らしが一番の贅沢になるかもね」と

    話されてた方がいて、とても印象的でした。

     

    いろんなイベントが中止になっているので、その機会は少なかったと

    思いますが、今年挨拶の舞台に立つ人でコロナの話をしない人は

    一人もいないと思います。

    そして、その場で何を話すのか・・・?

    来年には治まっているのか、もっとひどくなっているのか、

    今の状況を見ると誰にも予測は難しいけど、ただ「頑張ろう」「乗り切ろう」

    だけでは不安になってしまう。

     

    私の役割は、社員とその家族、業者さん達とその家族、

    私たちで建築をしてくれた家族、これから私たちで家を建築しようと

    思っていただいている家族の未来を守る為に、とにかく考えて

    行動することなのだと。

     

    連ドラの「エール」で藤堂先生が主人公にかけた言葉、

    「人よりほんの少し、努力するのがつらくなくて

     ほんの少し簡単にできるもの。それがお前の得意なものだ。

     それが見つかれば、しがみつけ。必ず道は拓く。」

    私にとって、それは何かと自問したときのAnswerは、

    “設計すること”でした。

    見つかっているので、しがみつき道を拓き、

    唯一無二私達にしか出来ない建築をし、

    お客様に喜んでいただける家造りをすること。

    過去にどんな家を造り続けてきたのか、

    それだけが、私達「TEAM Answer」の地力の証明に

    なっていくのだと。

     

    今年一年、田中のブログにお付き合いいただいた皆様、

    ありがとうございました。

     

    来年も宜しくお願い致します。

     

    ~よいお年を~