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お通し
2021.02.02|ブログ
飲みの席で(このところ機会はめっきり減りましたが)、
必ず供される「お通し」。
料金はもちろん、メニューに記されていない店も多く、
なにしろ注文もせずに出てくるものですが、
あなどってはいけません。
実はこの「お通し」にこそ、そのお店の(店主の)想いが
詰まっているように思います。
私の行きつけの店では、必ずその季節を感じさせる
旬をあしらったものが出てきます。
ひろっこ、菜の花、ふろふき大根、等々、それを肴に
店主とひとしきり語らうのです。
そこには「今度はこれを食べて喜んでほしい」といった
店主の気持ちが込められていて、料理への想いや、
客への配慮を感じることができます。
そう、「お通し」には愛があるのです!
カラ酒にならないためのタダのつなぎと捉える店も多いようですが、
「お通しの旨い店は、すべての料理が美味」です。
これ、私調べですが結構当たっています!