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季節の行事
2021.07.30|ブログ
昔から受け継がれてきた様々な風習のひとつに
土用の丑の日があります。
そもそも土用の丑の日にうなぎを食すという習慣は
江戸時代に広まったそうで、蘭学者の平賀源内氏が
うなぎ屋さんを繁盛させるために仕掛けたプロモーションだった
という説が一般的のようです。
これだけ深く長く庶民の間に根付かせた企画力には
驚くばかりです。
今年はたまたま休日であった一昨日が丑の日にあたり、
台風の影響でNGとなったゴルフコンペに変わり
うなぎに集中。幸い、秋田には大きな被害もなく
うなぎを満喫しながら安堵しておりました。
それにしても。
大きなイベントも結構ですが、日々の暮らしの中で
受け継がれてきたささやかな祭りや行事が、
ふつうに楽しめるあたりまえの世の中は、
どのようにしたら取り戻せるのでしょう。
マルチな才能で名をはせた平賀源内氏だったら
どのような施策を打ち出したのか、
聞いてみたいものです。