TANAKA'S BLOG

  • ひと手間

    2021.11.18|ブログ

    寒さが深まるこの季節になってくると恋しくなるのが鍋物。

    衝動にかられ、その代表選手であるおでんを食しに

    とある店に入りました。

     

    味はまずまず美味しいものでありましたが、ひとつとても

    残念だったのが添えられていた辛子です。

    専門店ではなかったので仕方がないことかもしれませんが、

    チューブの辛子はいかがなものかと・・・。

    やはりお店で供されるからには、粉から練り上げられた

    辛子であってほしいものです。

     

    このひと手間は決して特別なものではなく、その味わいの違いを

    思えば、当然の仕事だと思います。

     

    料理に限らずですが、モノづくりに携わるからには

    このひと手間を惜しんではいけません。

    良いものが出来なくなる一番の要因は、それを使う、食する相手を

    思いやる気持ちが無くなった時だと思います。

     

    今回のリベンジをふまえて間違いのない店を選び、

    ひと手間の美味を堪能したいと思っています。