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信じて楽しもう
2022.07.21|ブログ
昨日、今日と土崎神明社祭の曳山行事である“土崎港曳山まつり”が
開催されました。
コロナ陽性者が過去最多の800人を超えるなか、8月3日からは
秋田竿燈まつりの開催が予定されています。
いずれも秋田を代表する国の重要無形民俗文化財として
長い歴史を持つ祭事ですが、先日土崎神明社の宮司さんが
3年ぶりの開催についてのインタビューに答えられている際、
この祭りの本来の目的である「厄払い・無病息災」にふれたとき
一瞬ご自身の話の辻褄に違和感を感じられたような印象を受けました。
確かにこの祭事本来の役割を考えれば、人々が大変な苦労をしてきた
この2年の間にこそ、やりかたはさておき、しっかり開催されるべき
ものであったように思います。
根幹の意味が軽んじられた、ただ集まって浮かれ騒ぐ
単なる賑わい創出の集客イベントになってしまっては、
とても残念なことだと思います。
長きに渡り大切に継承されてきた歴史的な意味合いを尊重しながら、
皆が楽しめる祭りであればと思います。