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「平屋仕立ての木の家」 at グリーンスクエア添川
Answerの新作プラン
「平屋仕立ての木の家」
ご紹介します第1章 「平屋仕立ての木の家」の誕生
○きっかけ
みなさん「平屋」にはどんなイメージをお持ちでしょうか?
「贅沢かもしれないけれど平屋に住めればいいよね。」という話はよく耳にします。
最近は子育て世代の若いご夫婦の中にも「将来のことを考えれば平屋っていいよね。」と言われる方もいらっしゃいます。本当にそう思われている反面、ありきたりなものはではないものが欲しい、という意識の表れ、なのかもしれませんが…でも実は大半の人は初めから平屋を諦めています。なぜでしょう?
それは『平屋は高い』が暗黙の了解になっているからです。
住宅は基礎や屋根面積が増えると建築コストが上がります。ですから同じ30坪の家を建てるのであれば15坪の総二階であれば基礎15坪、屋根15坪で一番コストがかからず、1階の床面積が増え、2階の床面積が減るにつれてコストは高くなります。そして一番高くつくのはやはり基礎が30坪、屋根が30坪かかる平屋ということになってしまうのです。
でも何とかお客様の望む、憧れの平屋での生活を提供したい。
そのためには乗り越えなければならないコストの壁…
ということで『平屋がテーマの新プラン』作成プロジェクトチーム、スタート!
敢えてその壁にチャレンジすることにしました。
○チャレンジ
プランを考えるに当たり、コストを考えると子供部屋等の全てのスペースを1階に設ける事は現実的ではないと考えました。そこで1階に1部屋プライベートルームを設け、将来ご夫婦が1階だけで生活できるように考えたプランを“平屋仕立て”と定義する事にしました。
“平屋仕立て”にすると確実に1階の面積が2階の面積より増えてしまいます。しかしこれは先に書いたようにコストが高くなる要因です。
だからと言ってプランの内容はもちろん、Answerの標準仕様
・結露の心配のない木質系断熱材によるダブル断熱
・高い断熱性、気密性を確保しながら大きな開口を実現する木製トリプルサッシ
・外壁は熟練の職人技がさえる直塗りモルタル仕上げ
・無垢の木材を使ったフローリングと室内建具
・高効率型ガス給湯暖房システム“エコジョーズ”を使った全館暖房
これらをコストを下げる為に変えてしまったのでは意味がありません。
プランがOKでも予算はオーバー。または予算はOKでもプランは満足できない。これではクリアしたことにはならないのです。
“平屋仕立て”でありながら、Answerの標準仕様や素材を崩さず、しかも寒い秋田の住宅には必須の全館暖房を設置すること。これらの要件を譲らず価格は1,900万円台を目指す。こうして“平屋仕立て”のプランニングはスタートしました。
○試行錯誤
一般の2階建て住宅は1階があり、2階があり、その上に屋根が乗っています。総2階の住宅を思い浮かべていただければわかりやすいと思います。
ところが“平屋仕立て”は1階と2階の面積がアンバランスです。その比率は凡そ2:1。この比率は変えられません。つまり屋根や基礎の面積は減らせないのです。
営業スタッフは今回のプランが自分たちの要望を満たすように、それこそ“お施主様”になったかのごとくプランナーに意見を言います。それに対してプランナーもアイディアを返す。そんなやり取りが何度か続けられましたが、どうしても行き詰ってしまいます。
そこで発想の転換!
違う部分でコストダウンを図れないか???
その課題を克服する為に思いついたのが“ダルマ落とし”だったのです。
先ほどの総2階から“ダルマ落とし”で2階部分を抜いてしまうのです。
すると屋根がドンッと落ちてきます。総2階では使われていない小屋裏。その小屋裏の高さを利用して子供室を収めてしまえばいいのです。いわゆる“小屋裏2階”のプランニングです。
例えば子供室等のプライベートルームは部屋全体が同一の天井高さである必要はありません。むしろ勾配天井の方が変化があって面白い、と考えればいいのです。ベッドヘッドや足元に当たる部分は一定の高さがあれば生活に支障はないはずです。このように本当に必要な高さを見直すともう一段屋根を下げる事ができます。
こうすると壁の面積をグッと減らすことができるのです。
壁の面積が減るということは、構造材や外壁、断熱材などを減らすことに直結します。その結果、大きなコストダウンが期待できます。
家全体で見れば施工面積ならぬ“施工体積”を減らす事ができるのです。
こうした検討を重ねに重ねてできたのが“平屋仕立ての木の家”の基本プランです。
○クリア
このプランで積算に入りました。祈るような気持ちでその結果を待つことしばし。
出た答えは…
1,995万円!
やったー!目標達成です!
しかしここで考えました。
Answerのプランとして自信を持ってお勧めするためには、やはり屋根のかかったウッドデッキを設置したほうがいいのではないか。
その結果、基本プランとしては、屋根付きのウッドデッキをご提案することにしました。
そして最終的に仕上がった金額は2,030万円。
このプランには“Answerのプランの理想形”はもちろんのこと、
・リビングの上部に大きな吹抜け
・ダイニングキッチンは配膳や片付けがしやすい横動線
・寝室にはオープンタイプのウォークインクローゼット
・子供室は余裕の6畳
・ファミリークローゼットは4畳と大容量
と見どころが満載。
こうして“平屋仕立ての木の家”第1章は完成したのです。
第2章 「平屋仕立ての木の家」のバリエーション
さて基本プランを自分がお客様になったつもりで見ていると、色々な要望がわいてきます。
2階にトイレがあったら、サンルームが欲しいな、ファミリースペースがあったらetc.
それならそんな要望をかなえるバリエーションプランを作ってしまえ!
ということでただ今作業進行中です。
近日発表予定。乞うご期待!
HPでプランは見ていただくことはできませんが、桜台ニュータウン モデルハウス 「土間のある木の家 -Stage GIFT-」で公開中です。
自分たちで一生懸命考えたプラン、そして大事に育てていきたいプランです。興味を持っていただいた方にじっくり説明しながら見ていただきたいと思います。
●建物面積 / 124.05㎡(37.52坪) ●土地面積 / 225.00㎡(68.06坪) ●交通の利便 / 秋田中央交通「境内川原」バス停より徒歩5分 ●学区 / 旭川小・秋田東中 ●建築確認申請番号 / 第S1610J1012号 ●完成予定年月 / 平成29年4月 ●取引の態様 / 売主
3070万円(税込)
お支払い例 3070万円お借入れの場合
秋田銀行 変動金利 0.75% 35年返済 月々2,550万円 ボーナス520万円月々 69,050 ボーナス時(年2回) 84,600