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温故知人
2021.03.25|ブログ
毎朝欠かさず見ていたフジテレビの「情報プレゼンターとくダネ!」が
いよいよ3月26日で終了します。
1999年(平成11年)から続いてきた長寿番組だけに、
正直、次の番組への期待感よりも、喪失感を強く感じています。
特に印象深いのが「温故知人」のコーナー。
中でもコメンテーターとして出演されていた竹田圭吾さんのファンでした。
柔らかな語り口調でありながら、ジャーナリストならではの
鋭い意見にはいつも膝を打ち、共感を覚えていました。
彼は発言をする際に、「人と同じコメントはしない」ことを
決めていたそうです。誰もが考えるその先や、まったく違った視点からの
意見を心掛けていたということでしょう。
「物事は複眼的にみる」という彼の言葉からも、その意思が伝わってきます。
彼がコメンテーターの基準になっている分、昨今の情報系番組は
残念の一言に尽きます。MCの力量はもちろんですが、なにより
コメンテーターの発言内容がその番組のクオリティや品格を
決定づけるものだと痛感します。
このコロナ禍の時代、竹田圭吾さんはどのような意見を
述べられたでしょうか・・・・・