つい先日、秋田県議会議員・一般選挙が行われましたが

投票率は過去最低の５２％あまりという結果で、

選挙への関心の低さがあらためて浮き彫りになりました。

特に若い世代の政治に対する関心を高めるための措置として

平成２８年６月以降の選挙から、これまで満２０才であった

選挙権年齢が満１８才に引き下げられましたが、

今一つ結果に結びついていないようです。

私は若者の政治離れの要因の一つとして、これまで親が

誰に投票したのかを家庭のなかで共有してこなかったことで、

子供もいつの間にか政治や選挙に興味を示さなくなったのではないかと

思っています。

私は子供の頃、自分の親が誰に、どの政党に投票したのか

とても興味がありました。

今の子供たちも同じだと思います。

親がどのような思いや考えで候補者を決めたのかを、

子供たちを交えて話し合う機会を設けることは、

とても意義深いことだと思います。

投票所には投票者だけでなく、子供も一緒に行くことが

できます。選挙帰りには家族で話し合って投票した候補者の当選を

願っての食事会を恒例にしてもよいかと思います。

選挙のあとの「選挙○○」（寿司、そば、焼肉、etc）は、

政治への関心と共に子供たちにとって楽しい思い出として

記憶されるのではないでしょうか。

子供たちが政治に関心を持てる環境づくりは、

行政ではなく各家庭で取り組む問題なのかもしれません。

４月１６日には秋田市議会議員・一般選挙が告示されます。

家族で政治を考える良い機会にできればと思います。