TANAKA'S BLOG

  • メモの仕方にルールはない

    2023.06.01|ブログ

    東大生のノートの取り方がベストセラーになるように

    メモの取り方にはこれといったルールがなく、

    それだけに皆さん独自に試行錯誤されているのだと思います。

     

    私の場合、数値・番号や固有のスペックなどの

    既定情報についてはそのまま手帳に書き込んでいますが、

    これからのビジョンや、あらたなコンセプトなどについては

    初めにザラ紙を使用します。

     

    これはその時の閃きや、発想などの言葉になりづらい気持ちを

    新鮮なままに封じ込めるためです。

    おそらく人からみれば何の意味もなさない、解読不能な文字や

    記号が並ぶだけの殴り書きですが、私にとってはその時の感動を

    「刻印」するためのスケッチのような作業です。

     

    これを頭の中で整理しながら、手帳にまとめていくことで

    後で読み返したときに、着想に至った「そのとき」の

    プロセスやストーリーがありありと思い出されるのです。

     

    人は忘れる生き物です。

    インプットするだけのメモではなく、

    その内容が正確にアウトプットされなくては

    意味がありません。

     

    記録のみならず記憶に留めておくためのメモの取り方は

    とても重要だと思っています。