やっぱり窓は大きいほうがいい。窓は光と風をとり入れ、景色をとり入れる。そして季節の移ろいを感じさせてくれる。
Answerの家は大きな窓が気持ちいい、と言っていただくのはとても嬉しい。なぜなら窓を大きくすることを目的としているのではなく、居心地のよい窓辺を設ける家づくりに私たちはこだわっているから。一方、住まいにおいて熱の出入りが大きいのは窓だ。そこで窓の断熱性、という話になる。単に住宅性能の数値を上げるため小さな窓にするということを、私たちはしたくない。むしろ窓の性能を上げることに注力し、気持ちの良い暮らしを優先するために大きな窓にしたい。
だから小窓もドイツ生まれのドレーキップ窓(内開き・内倒し窓)と、北欧生まれの回転窓を採用している。いずれも内側へ回転させることが出来るので、メンテナンス性能に優れている。2階であっても足場を組む必要もなく、外側フレームの塗装メンテナンスはもちろん、ふだんのお手入れも内側から容易い。美しく長持ちさせることができる。かけるべきコストにこだわり、高い断熱性能とともに結露を抑えることで住まいをカビや腐食からも守ることにつながる。
窓は暮らしを大きく変える。って決しておおげさな話ではないと私は思う。