今回の衆議院選挙、小選挙区と比例代表をあわせた465議席の配分が決まり、自公が過半数の233議席を下回りました。
与党が様々な法案や決め事を数の勢力で押し切ってきた、これまでのやり方が通用しなくなるとすれば、この結果はむしろ歓迎すべきことではないかと思っています。
暮らしの中には少子化や介護、経済に至るまであらゆる課題が山積しています。これに対して各党、各議員が様々な意見を持っているはず。
大切なのは政権を取る取らないの話ではなく、ひとつひとつの課題に真摯に向き合い、建設的な意見を交わし、相手の意見に耳を傾け課題の解決に向かうディスカッションがなにより大事だと思うのです。
ある党首が言われていた「対決より解決」。国民ひとりひとりが、毎日幸せを感じながら生活できる社会を実現するのは、まさにこのアプローチなのだと思います。