LDK全景。床は無垢のあずみの松。節のない部分を選んで製材しているという。木目と色の柔らかな濃淡が美しい。半現しにした梁の勾配天井が、空間をより広くすがすがしく感じさせる。
パントリーに冷蔵庫を収納しており、すっきりした印象のキッチン。玄関側に窓を設け、家族の姿を見守れるようにした。
ダイニングテーブルの代わりにアイランド式のカウンターを設置。食事をとるほか、作業スペースとしても活用できる。
穏やかなたたずまいの平屋。白のモルタルに木部のコントラストに庭木のグリーンが映える。
造作建具に左官仕上げの塗り壁と、和の空間に仕上げた和室。建具で仕切ると客間として使える。普段はリビングの延長として、子どものお昼寝やくつろぎのスペースになる。
「迷いましたが脱衣室の床はグレー、洗面台のタイルはベージュと飽きのこない色を選びました」とRさんは話す。浴室の隣に寝室、廊下を挟んでファミリークローゼットと家事が効率的に回る配置。
和室からLDKを見る。リビングの窓は東向きで「朝日が入ってきて気持ちがいいです」とRさん。
続き間の洋室は、はめ込み建具で仕切っている。仕切りを外すと広いフリースペースに。現在はワークスペースにしており、部屋の使い道に幅を持たせた。
蔵書の多いHさん夫妻。廊下に家族のライブラリーを設けた。通りがかりに読みたい本を取り出せる。
緩やかな勾配の屋根を持つ平屋。塗り壁の白と玄関部分の木のコントラストが印象的だ。