ソファダイニングを中心に据えたLDK全景。ソファダイニングに合わせて、床や家具をウォールナットに統一した。天井は木材張りにせず白地に現しの柱にして、塗り壁と木のバランスをほどよく取っている
独立した作業台を備えるキッチン。作業台の天板は内覧会で見て気に入った木製を、側面は珪藻土仕上げを採用した。床は水滴やペットに配慮し磁器タイルを採用。
キッチンからLDKを見る。食事もだんらんも同じ場所で。家族が集まり、多くの時間を過ごすようになった。木のスケルトン階段の下はペットのスペース。階段横に設けた収納には電話やモデムなどの機器を納めスッキリとした印象。「別の空間に」と、和室スペースを一段高くしている。ペットがいるため、汚れなどに強い和紙製の畳にした。浮かせた収納には仏壇が収まる。造作の建具を閉めると独立した部屋になり、和の雰囲気に。
南側からの外観。ウッドデッキが家族のくつろぎの空間だ。広い庭には川砂利を敷き、手入れを容易にしている。
人目が気にならない南側に広いウッドデッキを設けた。深く軒掛かりしており、夏の強い日差しを遮ってくれる。軒天は希望でレッドシダー張りとした。
アンサーでは「家族が入浴中でも気兼ねなく洗面台を使えるように」との配慮から基本的に洗面と脱衣スペースを分けている。脱衣・洗濯室は2列に物干しを設置し、洗濯はここで完結する。
希望で木製のベンチを付けた玄関。ピクチャーレールを付け、絵画のコレクションを飾るスペースに。
150センチ×120センチの大きな天板が特徴の、アンサーオリジナルのソファダイニング。脚の下半分を外すことができ、ローテーブルとしても使うことができる。「テーブルが大きいので、好きなところに座って思い思いに過ごすことができます」とSさん。
2階の片流れの屋根が目を引く。東側の客用駐車場から玄関までの自然なアプローチが気に入っているという。Tさんの父が残した庭石を置き、モミジやヒメシャラを植えた。