-
20年目のご挨拶
2018.10.30|ブログ
1998年10月10日に創業以来、今年わたしたちは20年目を迎えました。国税庁の統計で、設立20年での会社存在率は0.4%という数字が物語るように、ここに至るまでの道のりは決して平坦ではありませんでしたが、なんとか乗り越えてこられた一番の要因は、なにより「出会い」に恵まれたことです。わたしたちに家づくりを託してくださったお客さま、多岐に渡る業務をサポートしてくれるパートナー会社、皆さんとの出会いがあってこその20年だと思っています。そしてなにより、日々共に家づくりに邁進してくれる自慢の社員たち。私は彼らが誇りです。一人ひとりに無限の可能性を感じています。そんな仲間たちと仕事ができることを心から幸せに思います。社員たちから20周年パーティ開催の申し入れがありました。会場ではスタッフ達がこの日の為に制作していたというこれまでの足跡をまとめたDVDが、心のこもったメッセージと共に上映。2次会のお店には創業年である1998年産のワインが用意されており美酒に酔いしれました。これらの出来事は私にとってなにより嬉しいプレゼントでした。大切なご褒美をいただいた気分です。20年の間に積み重ねてきた多くの経験と実績がご依頼を頂く際の理由の一つになっている実感があります。とても光栄なことです。振り返れば、創業1年目の無名でなんの実績もないわたしたちに家造りを任せてくださった施主様のお気持ちに、今でも身が引き締まる思いです。そのとき感じた「託された喜び」と「なにがなんでもご満足いただける家を造るという決意」が、ここまでやってこられた原動力のひとつになっているように思います。創業当時はとにかく全てのことに我武者羅でした。周りに目を配る余裕もなく、自分の事しか考えられなかった時期です。そんななかで、自分の役割を少し冷静に捉えられるようになってきたとき、自分が思う社長の仕事とは、「しあわせをつくること」だと気づいたのです。そのためには、まずは私たち自身がしあわせであること、ゆたかな気持ちでいられることが重要です。なぜなら、しあわせでない人が、だれかをしあわせにすることなんて出来ないからです。この環境をつくりあげることが私の仕事であり、お客さまやパートナー会社の皆さまのしあわせ作りのお手伝いにつながるものと確信しています。家をつくる会社として私たちAnswerの使命はなにかを心に据えて、今日からの日々を1日1日大切に仲間たちと共に歩んでいきたいと思っています。株式会社建築工房Answer代表取締役 田中 淳一 -
い・ろ・は・す
2018.10.23|ブログ
先日、久々に訪れた居酒屋さんでのこと。これまでピッチャーで提供されていた焼酎用の水が〝いろはす〟に代わっていました。ふだんから〝いろはす〟派の私としては(特に水の味に敏感なわけではありませんが)とてもハッピーな気分になりました。〝いろはす割〟の焼酎を美味しく頂いた次第です。何気ない出来事でしたが、モノやコトを提供する立場の私としてはとても示唆に富むものでした。「必ずこうしてほしい」とお願いされていないこと〝でも〟、いや、〝だからこそ〟、先回りで用意されたときの驚きと喜びは大きいものです。相手の求めるモノやコトを正確に読み解くチカラが、人に喜びを与えるものだとあらためて実感しました。次回の来店を心に決め、いろはす焼酎をじっくりと味わいました。 -
楽しいひととき
2018.10.16|ブログ
さすがに10月も半ばになると、朝晩の冷え込みもグンと厳しさを増してきますね。いよいよ熱燗の恋しい季節となって参りました。「熱燗といえばココ!」と決めている店があります。カウンター越しに注がれるお酒と大将とのやりとりは、この店ならではの醍醐味です。先日仲間とカウンターに並び美味い酒を酌み交わしていた時、入ってきたお客さんが店のスタッフにこう言いました。「カウンターでいいです」。この店は「カウンターが」特等席と知っている常連組の私はこの「カウンターでいい」に違和感を覚えつつ、確かに店によっては「カウンターでいいですか?」的な言われ方もあるし、来店目的や状況次第でボックスや小上がりが良い場合もあるか・・・・などと妄想にふけっていました。みると、相方も同じ違和感を感じた様子(笑)。「で」と「が」の違いで大いに盛り上がれる仲間との酒はやはり楽しいものです。 -
1876日ぶり!
2018.09.25|ブログ
正直、そろそろかと思っていました。タイガーウッズの劇的な復活優勝。見たこともないようなギャラリーの盛り上がりが、彼に対する期待の大きさを示していましたね。今回の優勝に至るまでの道のりは想像を絶するものがあったと思いますが、最後は精神的な強さなんだと思います。次々と立ちはだかる困難に向かい、そこで得た経験を新たな推進力としてさらなる高みを目指せる人がその道のプロだと思います。そういった意味において、やはりタイガーはプロ中のプロでした。私もゴルフは好きですが、夢中ではありません。その後の仲間たちとの打上げも同じくらい好きです。スコアが悪くても、その原因がわかっていても、飲み会を断ってまで練習場には向かいません。私は家づくりのプロとして、今回のタイガーの優勝はとても刺激になりました。プロとしての強靭な精神力を身に着けるべく、これからも精進の日々です。 -
愛着
2018.09.20|ブログ
私たちはモデルハウスに名前をつけます。家は暮らしの舞台であるとの考えから、「ステージ」という言葉を添えて。それぞれのコンセプトに合わせて、〝ステージギフト〟、〝ステージビジョン〟・・・といった具合です。今回のモデルには、〝ステージプラスワン「平屋暮らしを叶える木の家」〟と名付けました。平屋=ワンストーリーハウスを語源とする〝ワン〟をプラスする、つまり1階に将来の寝室となる部屋を最初から設けておきましょうという意味に由来します。名前を付けるということは、そこに思いを込めることです。名付けた途端に愛着が湧き、グッと身近な存在になるから不思議です。先日も皆さんが、「プラスワン、見に来ました!」と言われるたびに大事な家族に会いに来てくれた友を迎えるような嬉しさを感じていました。時間と共に、さらに愛着が深まりそうです!