WORKS

秋田市 2017.6

暮らしてから気付く
設計者の先回り

玄関、リビング、ダイニングキッチン、どこからでもウッドデッキにつながるO邸。大きくかかった軒が、冬の光を室内に入れながら、真夏の日射を遮る。奥には専用の流し台もあるデッキリビング。バーベキューだけではなく、日常のリビングダイニングとしても活躍している。

ウッドデッキに面した大きな掃き出し窓と、吹き抜けにより開放感あふれるLDK。フローリングはクルミ科の広葉樹のヒッコリーを使用。

ダイニングからウッドデッキを見る。ダイニングとウッドデッキをほぼ同じ高さにすることで、空間に一層の広がりが感じられる。

階段を上ってすぐにある畳コーナー。特注サイズの木製サッシが庭の景観を損なうことなく室内に導く。

玄関を来客用と家族用に分けることで、生活感を見せずに使いやすくする配慮がなされている。左側の壁はレッドシダー仕上げ。

窓の配置は緑の多い立地を存分に生かしつつ、外からの視線は気にならないように配慮されている。

今は家族の寝室として使っているが、2部屋に仕切ることができるつくり。

Answerの特徴である軒のかかったウッドデッキ。L字型のベンチとテーブルで、大人数にも対応。

清潔感を感じられるホワイトの外壁のO邸外観。大きなピクチャーウィンドーは、内からも外からも印象深い。