この10月で創業25年となります。

企業は永続が前提ですから、ひとつの区切りに

すぎませんが、どうやってここまでやってきたのか、

やってこられたのかと、あらためて思います。

もし今、25年前に戻ったとしても、同じようにやれるとは

言い切れません。それは到底自分ひとりの力ではなく、

その時々でご縁のあった多くの方々に支えられながら

重ねてきた日々だからです。

とにかく、人に恵まれたことに尽きる25年です。

これから先も、変わらず、驕らず、誠実に、

謙虚な気持ちを忘れることなく、プライドを持って

ひとつひとつの仕事を、1年１年積み重ねていきたいと思います。

これは企業を永続させるための必須条件として、

あらためて胸に刻みます。

テレビ朝日系のドラマ「相棒シーズン21」が

いよいよ昨日からスタートしました。

これまでも当ブログに記してきた通り、もはやライフワーク的に

見続けている大好きなドラマだけに、今回でシリーズ終了の噂も

飛び交うなか、ワクワク感のボルテージがすでにピークを越えています。

当シリーズのスタートにあたっては、高視聴率を稼ぐ人気シリーズだけに

TV局の力の入れようも尋常でなく、番組宣伝や他番組とコラボした

プロモーション等が頻繁に放送されていました。

もはや自分的にはこれだけでおなか一杯の状態で迎えた

昨日の放送初日、食事を済ませTVの前に陣取りましたが

どうも落ち着きません。これまで何度も目にした番宣や

プロモーション映像等の情報がはやる気持ちと相まって雑念となり、

気持ちがザワつくのです。

とてもドラマに集中できる状態ではないと判断し、

結局昨晩のオンタイムでの視聴を見送ることとしました。

心穏やかに番組を堪能できるベストコンディションのタイミングを

見計らって、録画映像を思う存分楽しみたいと思います。

「好き」も度を超すと、人はこうも不可解な行動を取るものかと

我ながらおかしくなってきます。

今週の月曜日は半袖で仕事をしていましたが、

火曜日の雨を境に季節は進み、今日は長袖シャツに

ウィンドブレーカーを羽織っています。

そんな駆け足の天気と合わせて、我が家の衣替えも

一気に進みそうです。

昨日の休日に立ち寄った道の駅にも、秋らしさ満載の

野菜やフルーツなどが並び、夏の華やかさとは違った

秋ならではの独特のワクワク感がありました。

食欲の秋といわれるように、実りを迎える旬の食材が

美味しく食卓に並ぶ時期ですが、これに伴い夜のドリンクメニューも

変わってきます。

そう、いよいよ熱燗が恋しくなるわけで、旬の味覚を肴に

晩酌が進みます。

のんびり過ごした休日を締める晩酌もよし、

仕事を終えた充足感と共に味わう晩酌も、またよし。

心身ともにあったまる、秋の楽しみのひとつです。

少しづつではありますが、仕事帰り行きつけのお店に

ぶらりと立ち寄る機会が増えてきました。

そんなお店が何軒があるなかで、どのお店にも共通している

「馴染みになった理由」がいくつかあります。

まずは、「その日のおススメメニューが手書きで書かれた

ホワイトボード」があること。

踊るように勢いのある文字に、素材の鮮度感と、店主の自信が

伺えます。

次に、「水割りの氷がカチ割り」であること。

ズバリ、ウィスキーや焼酎の豊潤さとのど越しが違います。

そしてなにより、「カウンター越しに交わされる、気の置けない大将や

女将さんとの会話」があること。

そこにはファミレス的なオウムのように繰り返されるオーダーはなく、

自然な流れで供される料理はこちらのペースに合わせて

熱く、ひんやりとドンピシャのタイミングで並べられます。

店主の、手間暇かけたプロの料理と気遣いが仕事帰りの疲れを癒してくれる、

そんな馴染みの店で過ごす時間は、至福のひとときとなっています。

先日の9月18日は、日曜日にしては珍しく

アポなしの一日でした。

あえて予定を入れなかったわけではなく、

偶然のタイミングです。

この時間を利用して、これまで撮りためてきた参考写真や

アイデアスケッチなどの資料を取りまとめました。

アポなしのうえにTELなどもなくマイペースで作業を

進められたおかげで、かなり散らかっていたデスク周りと、

アタマのなかをすっかり整理することが出来ました。

あらかじめこの日を整理に充てることを決めていたら

それがこの日の「予定」となり、これほどまっさらな状態で

作業に臨めなかったかもしれません。

偶然に訪れた時間だったからこそ、気持ちの自由度が高く

ゆとりを持って作業に没頭できたように思います。

実に有意義であったこの偶然の時間が再び訪れることを

ひそかに期待しています。