思いついた時にゴルフ練習場に出向き、

１回で300球を打ち込むことは出来ますが、

毎日10球のスイング練習を続けることは

実にムズカシイものです。

仕事が立て込んでいるとか、家の事で

何かと時間を取られる等々、理由（いいわけ！？）は

色々とありますが、たとえ持て余すほどの時間があり

ゴルフ練習場の隣に住んでいたとしても、

果たして毎日の練習に通えるかは疑問です。

もちろん、上達したい気持ちはありますが、

“なんとしても！”という意思が足りません。

ある大手の大学予備校に「日々是決戦」という

スローガンが掲げられていました。

まさに継続は力なりです。

何事に対しても通じるこの取り組みを

自分のものとするため、日々精進は続きます（笑）。

最近、会社の模様替えをしました。

古い本棚をウォールナットの書棚に変え、

館内に設えた自然素材の経年美がより映える、

さらに居心地の良い空間を目指しました。

なかでも大きなポイントとなったのが机です。

これまでの四角いテーブルから、丸いテーブルに替えたことで

社内の雰囲気が大きく変わりました。

四角いテーブルはその形状から相手と正面から向き合います。

すると上座と下座が自動的に決まり、いきなり対等ではない

関係性を意識するようになります。

これを丸いテーブルに替えたことで、そこに集う人はフラットに

上下関係を気にすることなく自然な会話が交わされるようになりました。

当社が目指す「風通しの良い社風」とは、役職や年齢、キャリアに

関わらず、フランクな立場で自分の意見を言える環境です。

形式にとらわれることなく、カフェで語り合うような雰囲気の中で

静かに熱い議論が交わされている現状は、まさに理想的です。

デザインはコンセプトであるともいわれる通り、「四角」と「丸」が

もたらす意識の違いをあらためて認識しました。

今回の模様替えは、単なる家具のレイアウト変更ではなく、

働くみんなの気持ちの在りようを変える良い機会となりました。

今日から９月。

季節はいきなり秋の気配です。

つい先日まで熱中症対策を報じていた天気予報は、

うって変わって朝晩の冷え込み注意を呼び掛け始めました。

読書の秋、スポーツの秋と同様、仕事もより充実度が上がるこの季節。

納得のいく仕事をした日の晩酌は、まさに至福のひとときです。

“冷や”は“熱燗”に、“ロック”は“お湯割り”に変わり、酒の肴も

旬のメニューが目白押しです。交わす言葉と併せて

心身共に満タンに充電できれば、明日への活力が漲ります。

空気がぴしりと冷え込んでいくほどに、なぜか人とのつながりを

より一層深く感じられ、気持ちはあったかさを増していきます。

季節の中で秋が一番好きな理由は、ここにもあるようです。

先日、馴染みのお店でお刺身の盛り合わせを注文した時のことです。

店主からここ最近の悪天候の影響で満足のいく仕入れが出来ておらず、

それでもよければお出ししますとの話がありました。

了解のうえ注文したところ、そういいながら出てきた刺身は

思わず「えっ、これで！？」と仰け反ってしまうほどクオリティの

高いものでした。

きっとこれは謙遜やプライドといった類のものではなく、店主として決められた

店に出す商品のあるべき基準なのだと思います。

そんな店主の店で食事が出来る幸せを感じながら、

美味しい刺身と共に満たされた時間を過ごすことができました。

ということは。

通常時の、店主が満足のいく仕入れで提供される刺身のクオリティが

いかほどのものなのか、もはや期待せずにはいられません。

人の心理とはこういうものです（笑）。

次回の再訪がいまから楽しみです。

８日間のお休みを終え、本日から再始動です。

秋田県としてはこれまでに経験したことのない長雨豪雨と重なり、

天気同様どんよりとした空気感での毎日でした。

定例となっている愛犬との朝夕散歩も、小降りのタイミングをみて

せわしなく出掛け、ようやくの晴れ間にはゴルフクラブのメンテナンスと

感触を確かめる程度。そんな天候でしたから遠出をすることもなく、

「読書→昼寝→読書→サウナ」の繰り返しで、期間中サウナは皆勤賞でした。

長期休暇の定番である宿泊を伴う県外旅行も、天候に加えてこのところの

コロナ感染状況を鑑み取り止めたことで、基本的に何もしないをやり続けた

休みとなりました。

結果的にはしっかりと心身のメンテナンスも出来たように思います。

これもありかと思いつつ、本音はやはり家族旅行に行きたかった

今年の大人の夏休みでした。