TANAKA'S BLOG

  • コトバを考えている時間

    2016.03.04|ブログ

    三寒四温を繰り返しながら、着実に季節は進んではおりますが、
    1~2月の雪の少なさと3月に入ってからの大雪のおかげで
    どうも感覚がずれてしまっているようです。
     
    私の中の季節時計では、3月3日が「春」到来日。
    これは高校の卒業式の日にあたるわけですが、当時のやんちゃな
    高校生は式場までのクルマのタイヤを冬用から夏用に変える絶好の
    タイミングとして捉えていました。
     
    卒業式のあの独特の雰囲気とオーバーラップして、私の「春」は
    やってくるのです。
     
    さて。
    私はプランニングを進める際、その前段階の工程として言葉を
    つむぎます。これから作る家のプロフィールを構築し、これに沿った
    ストーリー展開を肉付けしていく作業です。
     
    どのような言葉をやフレーズを使えば、私のこの住まいに対する
    考えや思いが皆さまに最もストレートに伝わるかをトコトン考えます。
     
    結果的にこのときのコピーやネーミングがほぼ原形のまま
    皆さまにお届けされることが多々あるため、しんどい作業ではありますが
    気を抜けません。
     
    4月中旬の2016Answer、どびっきりの発表を控え
    コトバの設計にいそしむ今日この頃です。
  • エコ

    2016.02.23|ブログ

    21世紀に入って以降、世界的なエネルギー問題の高まりと呼応して
    エコはすっかり市民権を得ました。
     
    それはもはや当たり前の取組として、対応できていないほうがむしろ
    不自然と感じるほど私たちの意識下に根付いたように思います。
     
    従来の化石燃料の使用を抑え、かつ排出される二酸化炭素量を
    削減する電気自動車やハイブリッドカーをはじめ、住宅にもその流れは
    押し寄せています。
     
    省エネ化に向けて国が設定する住宅の省エネルギー基準をさらに
    浸透させるために、太陽光発電パネルや高効率給湯器をはじめ
    家庭用燃料電池、LED照明、節水トイレ等といった機器類も
    多く紹介されています。
     
    これらのようなハード面からのエコはもちろんですが、
    私は少し視点を変えた〝長持ち〟というエコも大変重要であると
    考えています。
     
    ただこのエコを実現するためには、モノとしての耐久性能とともに
    使用する人の〝心の耐用年数〟がポイントになります。
    まだまだ機能的には使えるモノでも、飽きてしまえば廃棄されるからです。
     
    使うたびに、時間を重ねるごとに愛着が深まる、モノとしての魅力が
    長持ちには不可欠の要素となります。
     
    私はこれからもそんな視点でモノを選びたいし、選ばれる家を
    造っていきたいと思っています。
  • 〝住む〟と〝暮らす〟

    2016.02.19|ブログ

    仕事柄住宅専門誌は手当たり次第に読み漁るが、従来使われていた
    「住む」に変わって「暮らす」というキーワードの頻度がますます高まっているようだ。

    「住む」と「暮らす」は似て非なるもので、「住む」には人の営みがベースとなる
    〝生活感〟があるが、「暮らす」には日常のルーティンとは違うライフスタイルが
    色濃く反映されたイメージがある。

    プランをする時にもこの感覚は重要である。
     
    「住む」ことを意識すれば〇LDK的な部屋の数や方位を中心とした
    家づくりになるであろうし、「暮らす」をベースにすればライフスタイルに応じた
    〝居心地の良さ〟を究めた空間デザインとなる。
    素材が重要な要素のひとつとなるのはこのためである。
    当社の家造りはもちろん後者を標榜している。

    以前は質より量を求めて、とにかくお腹を一杯に満たすことが食事の目的であったが
    現在は食材の旬や使われている器、同席する相手などの食事を取り巻く
    全体の雰囲気を味わうことのほうが重要になってきている。

    これも「暮らし」の営みのひとつである。
    人は時を経て楽しみ方の感覚も変わっていくのである。

  • リーズナブル

    2016.02.09|ブログ

    当たり前の話ですが、モノを購入するにはお金が必要です。
    それを実際に〝買う〟か〝買わない〟かは「モノ」と「価格」の
    バランスに他なりません。

    私たちがご提案する住まいももちろん同じです。
    価格が高ければ高品質であるのは当たり前。
    いかにリーズナブルにその価格に見合った、あるいはそれ以上の
    価値を付加してご提案できるかが重要なポイントです。

    住まいの価格は「素材」「デザイン」「プラン=サイズ」等の要素で
    構成されますが、私たちAnswerの家造りに自然素材は標準仕様の
    必須アイテムですから、ここは変更できません。
    そしてデザインワークは価格には反映されない〝好き〟〝嫌い〟の
    要素になります。

    残るはプラン=サイズ。
    いかに必要なアイテムを抽出したうえで適正なサイズを見極められるかが
    リーズナブルな住まいをご提案するカギとなります。

    まさにここがプランナーとしての私の仕事になるわけですが
    実にムズカシイ・・・!

    だからこそヤリガイの尽きない永遠のテーマであったりするわけです。

  • 暮らしと良い時間

    2016.02.02|ブログ

     先週末の土・日、今年初の完成内覧会を開催しました。
    私は日曜日の午後から会場で皆さまをお迎えさせて頂きましたが
    二日間で54組という、本当にたくさんの皆さまにご来場頂きました。
     
    どうもありがとうございました!
     
    皆さまとのお話のなかで今回最も多く頂戴したお言葉が「手造り感」。
    私たちが丹精込めて一点一点仕上げた家具、キッチンキャビネット、
    カウンター、洗面化粧台、ブックレット等々・・・・、すべてオリジナル
    デザインのアイテムに高い評価を頂きました。
     
    今回は初めてお目にかかる方々も多く、次回のお約束を頂いた
    皆さまとの打合せが今から楽しみです。
     
    効率は決して良くはありませんが、じっくり時間をかけて造りこむ
    大量生産とは真逆の思想で、これからも家づくりを進めて参りたいと
    あらためて心に誓った次第です。
     
     
    最後に今回このような機会を頂きましたオーナーM様に
    心より感謝を申し上げます。
     
    今後とも末永いお付き合いを何卒宜しくお願い致します!