たなかのなかみ このコラムを書いた人/田中淳一

  • Favorite person

    「鬼平犯科帳」の長谷川平蔵。しかも歌舞伎役者・二代目中村吉右衛門さん演ずる…です。あの振る舞いと声のトーン。世の中や人の中に善を見出す寛容さに心惹かれてしまいます。強いからこそ優しくなれるという人物像は、一個人としても経営者としても憧れるところです。
    そして鬼平の魅力は酒を飲むシーンにあります。密偵たちとの酒の酌み交わし方。こぼれる笑顔。「これはよい」と店主の料理や店の設えに対するあたたかな賛辞。もちろん少々の酒で太刀筋が乱れることもありません。飲み手としての心がけも学んだ気がします。

  • Favorite SPORT

    ゴルフ。むしろプレーよりトーナメントを一人、戸張捷さんの解説に耳を傾けながらテレビ観戦するのが好き。そして段々と気持ちが昂ると練習場を経ていざコースへ。ゴルフ好きなのは、結果もプロセスもすべて個人で受け入れることができるという本質にあるのかもしれません。

  • Favorite TIME

    休日の愛犬とのひととき。散歩したあと、背徳感を持ちながらの朝ラーをはさんで愛犬とのゴールデンスランバー。理屈じゃなく何ものにも代えがたいかけがえのない時間です。午後にはサウナやゴルフの練習。そして夕方の愛犬の散歩、明るいうちから早めの晩酌…。これが休日のルーティンです。

  • Favorite MUSIC

    音楽はあらゆる分野に精通しているわけじゃありませんが、やっぱり浜省。特に好きなのは、バラード曲であれば「青の時間」、コンサートでわくわくするのが「I am a father」。多感な10代後半から聴き始め、20代・30代・40代・50代…。それぞれの世代で、時代の感性が震える不思議。決して感傷的・感情的な人間じゃないとは思っているのですが。 感性に訴える歌詞が好きなのかも。最近の音楽は“比喩”が多すぎてついていけない。

  • Favorite DRINK

    酒の種類や銘柄というよりも、ひとり飲みやふたりで交わす酒が好き。さらに言うならば、酒を介し語り合うことがとてつもなく好きなのだと思います。語り合うこと即ち(ひとり飲みも含め)自分自身と向き合うこと。だからこそ誰と差し飲みするかが大事なのです。

  • Favorite BOOK

    本も然り。ジャンルや特定の一冊というよりも、本を読むことそのものが好き。自分なりの流儀として…書店へ足を運び、気になった本をとにかく手に取ってみる。電子書籍ではなくあくまでも“紙”としての本が好き。購入した本は一切の縛りなし。読みたくなったら開いてみる。完読しなくてもいいし、読了後に次の一冊ではなく、同時進行で何冊かをハシゴしてもOK。何かを学ぶ・覚えるといった構えた読み方じゃなく、来るべきアウトプットに向けて自然なインプットを心がける。といったところでしょうか。ちなみに入浴中の読書がまた、たっぷり汗をかきながらの意外にいい時間。

  • I’m into TO

    ありとあらゆる文房具全般。残念ながら子どもの頃から学生時代、一番必要とするときに必要としていなかった…。やる気にならないと文房具は必要にならないということですね。時を経て、より最近文房具の役割を見直すように。
    今は特に万年筆のような書き味を持つTombowの水性ペンがお気に入り。同じものを色違いで3本購入し、デスク廻りや手帳に、そしてポケットにいつも忍ばせています。決して高価なペンじゃないけれど、なぜか手に取るとモチベーションが上がり、どうやら気持ちが別モードに入るようです。書き連ねることが増えました。
    もうひとつは卓上コンパクトクリーナー。プランニング中に出る消しゴム屑を素早く綺麗に。なぜ今まで使わなかったのかと思うくらい気に入っています。

  • IF YOU HAVE TIME,

    キャンピングカーでのひとり旅。行き先とかじゃないんです。旅の景色でもなく、いつだって忘れがたいのは人との出会いや縁、というもの。旅で出会った言葉が後々ふだんの自分の背中を押してくれたり、人生に示唆を与えてくれます。それにしても旅している間、心にも頭にもどんどん染み込んでいくあの感じって何だろうかと考え直させられます。

  • Favorite WORD

    「今日という日は、残された人生の最初の一日」。映画「アメリカンビューティ」にも出てくる一節です。誰にとっても、いくつになっても、今日から何か新しい一歩を踏む出すことができるというポジティブなフレーズ。以前から知ってはいましたが、今この歳になったからこそ一層心に響くようになりました。
    そして大事にしている言葉があります。起業の際に、仕事の上で師と仰ぐ方から言われた「プランは必ずお前が描けよ」。会社の主として本当の想いはお前にしか描けない。今後のメンテナンスを含めお客さまを守ること、ひいては会社を守ること。Answerがブランドとして認められ永続するために—。それが「プランは…」に続く「リスクを負える者しか、プランを描いてはいけない」という、とても大切にしている珠玉の言葉です。

  • REFLECT ON MYSELF

    人と話すことが好きな人間。お客様とも社内ブレストも、社外ブレーンとの打合せも。話を聞いて、話を聞いてもらい、想いを共有する。そして何よりも “伝わった” とか“わかりあえた”という瞬間がとにかく好きなのだと思います。“人”が好きな人間なんです。

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