「風薫る」とは、初夏の若葉の香りを運ぶさわやかな風を意味する言葉ですが、まさに昨日、今日あたりの朝の清々しさは、全身のポテンシャルがグンとあがる風を感じるものでした。
薫風もさることながら、このような気分でいられるのは前夜の一席の充実度が大きく関わってきます。
楽しく有意義な時間ほど足早で、そんなときはとても1軒では物足りず、2軒目に向かうことになります。
ここからが先週の当ブログ「好みが変わった!?」の続きになるわけですが、これまでの2軒目は決まって1軒目と同系統のお店が定番でしたが、このところガラリと傾向を変え、イタリアンのお店に通っています。
イタリアンは私の勝手な固定概念のなかで、「女性」「若者」「デートカップル」専用のジャンルで、そもそも選択肢に無かったものでした。ところがいざ通ってみるとその偏見は一蹴され、多少のアウェイ感はありつつも新鮮な魅力を感じています。
落ち着いた雰囲気のなかで前菜を1~2品オーダー、キリリと冷えた白ワインを傾け、締めはカルボナーラというこれまでの自分では想像もつかないコースですが、これがピタリとハマり実に心地良いのです。
この先、はたして1軒目からイタリアンを選択するときがくるのでしょうか…
客観的な視点で自身の動向を見守りたいと思います(笑)