TANAKA’S BLOG 代表 田中淳一の個人ブログ

  • ふるさと納税の余波

    2024.01.18

    昨日で新年会もひと区切り、皆様とのご挨拶を終えさあ、また仕事終わりの気ままな酒場放浪記を満喫しようと楽しみにしていたところ、思わぬ事態となっております。以前から気になっていたふるさと納税を昨年末に実施したところ、年明けから続々と全国の美味いもんが送られてきます。米、かずのこ、明太子、和牛、うなぎ等々、そのボリュームが尋常ではありません。すべて自分がお願いしたものではありますが、初の試みであったため、あきらかに到着時期の指定ミスです。よりによってすべて食品のため、消費期限内に頂かなければなりません。当面は酒場放浪記を封印して、ふるさと納税の恩恵(!?)を味わう日々となりそうです。今年は家人とも相談のうえ、春夏秋冬の旬のものを美味しく頂けるタイミングとボリュームを考慮し、賢くふるさと納税を利用したいと思います。年明け早々から、美食三昧でカロリーオーバーが気になる毎日です(笑)

  • 始動

    2024.01.11

    2024年の初ブログです。はじめに。今回の能登半島地震は激甚災害に指定されるほどの大きな被害をもたらしました。被災された皆様には復興を信じてなんとか頑張って頂きたいと思います。こちらの年末年始休みは予定通り、特に外出することもなく過ごしました。正月3が日を過ぎたあたりからのラスト4~5日は家人からも休みが長すぎると疎まれはじめ、早く仕事をしたいなあと思い始める例年通りのパターン。通常の日常に戻り、仕事終わりの酒場の喧噪に身を置くといよいよ今年のスタートを実感します。さて、今年の目標について仕事においては2点。ひとつはデスクの上を何も置かれていない状態に整理して帰宅すること。もうひとつはデジタルシフトです。アナログ侍の私から率先して仕事の効率化を図りたいと考えています。個人的にはカラダのメンテナンスです。「身体のどの部分の存在も感じない状態がベスト」とのことですが、現在、目や鼻の存在をビシビシ感じています。何事にも早めの対応でひどくなる前に改善できればと思います。ベストの状態で仕事も暮らしも、その「品質」を高めていきたいと思います。本年も何卒宜しくお願い致します。

  • 大人の冬休み

    2023.12.27

    本日から1月5日まで、年末年始のお休みをいただきます。仕事納めとなった昨日は朝からスタッフ総出で大掃除を行い、それぞれの担当エリアを隅々まで清掃しました。窓やエアコン、換気口など、ふだんはなかなか掃除の行き届かない場所はさておき、自分の机周りにあふれる資料の山には毎年のことながら呆れます。自分的にはその山の何合目にはどんな書類が収まっているという感覚はあるのですが、崩れたら一巻の終わり。山になる前に整理すればいい話です。そもそもそれが出来ていれば、大掃除も不要ですね(笑)なにはさておき、全社あげての大掃除も無事終了し毎年恒例の長期休暇に入りました。今年1年、大変お世話になりました。皆様、どうぞ良いお年をお迎えください。「さよならの向こう側」酒を飲み始めた頃から通い詰めていた居酒屋の番頭さんが今年で引退されることになりました。御年82歳。40年に渡り、秋田を離れていた時期も帰省するたびに通い続けていたのは、出される酒や料理はもちろんのこと、彼が醸し出すこの店の雰囲気がとても好きだったからに他なりません。彼が入れてくれた熱燗を私はいったい何杯飲み干したことでしょう。仕事柄、奥様とは休みの日以外なかなか一緒に過ごす時間を持てなかったとのこと。まだまだお元気なだけに引退は寂しいかぎりですが、これからは夫婦水入らずの時間を存分に楽しんで頂ければと思います。心からの感謝を込めて、長い間、本当にありがとうございました!・・そして、千秋楽。思い出の沁み込んだカウンターに彼はそっと“ちろり”を置く・・・・・・・おつかれさまでした。

  • 秋田市のあらたな試み

    2023.12.21

    暖冬と言われながらも、やはり雪国。降る時期がくればしっかり積もります。秋田市が今冬、新たな体制で除排雪に取り組むとのこと。「降雪量10㎝」を出動の基準と設定し、除雪にあたるそうです。これまではこのような明確な基準は無かったようで、どっさり積もってから夜通しかけて作業にあたっていましたが、“規定量を越えたら随時対応”することで人も車も移動はラクになり、雪が理由で外出を諦める機会が減ることにより大きな経済効果も期待できそうです。幹線道路のみならず、これまで大量の除雪後に玄関先にうず高く積み上げられた雪の壁の除雪は各家庭の大きな負担になっていましたが、10㎝分の雪の山ならこちらも随分ラクに除けそうです。県外からの冬の観光客に対しても、除雪の行き届いた街並みは美しく快適に感じられることでしょう。様々なプラス効果が見込まれるこの施策、行政の取組として久々のヒット企画だと思います。

  • 昔ながらのナポリタン

    2023.12.07

    少し前にプチ旅行に出掛けた際に入ったハイボールバーで締めに頂いたナポリタンがあまりにも美味で、それ以来昼夜を問わず週5~6回のペースで頂くほどのハマりっぷりです。そのナポリタンは昔の喫茶店でよく見かけた我々のイメージ通りの「ザ・ナポリタン」です。星付きレストランで修行をした有名シェフの手によるレシピを売り文句にしているナポリタンがある一方で、“昔ながらのナポリタン”は定番の人気メニューです。そこには隠し味のトマトピューレや赤ワイン、香草といった食材は一切なく、玉ねぎ、ピーマン、赤ウィンナーをケチャップで和えただけのシンプル極まりないものです。この素朴な味の記憶を掘り進めれば、給食の無かった日の昼食に家で母親が作ってくれたご馳走がこのナポリタンであり、おふくろの味としてDNAに刻まれているようです。“昔ながらのナポリタン”が世代を問わず高い支持を得ている理由はここにあるように思います。となればデザートのプリンは、“窯出し”でも“とろけるクリーム”でもない、おやつの定番「プッチンプリン」で決まりですね(笑)

  • 積極的なインドア生活

    2023.11.24

    いよいよ今年も残すところ1カ月余りとなり、すでにゴルフの玉納めも終えたいま、アウトドアからインドアでの時間をより充実したものにすべく、只今映画にはまっています。プライムビデオでの映画鑑賞は実に気軽で、映画チケットを手に「さあ、観るぞ!」といった手間も気合も不要なところが性に合っています。さらに気になっていたタイトルの映画を観終えるとこちらの趣味嗜好をふまえた様々な映画をレコメンドしてくれるので、そこからまた選択して観ていくというスタイルも興味が繋がり、継続して楽しめている理由のひとつです。こうして観ていくと自分の好きな作品の傾向として、物語の舞台や登場人物が目まぐるしく変わることなく、そのなかでの人間模様や心理描写が深く描かれているものに惹かれていることも分かってきました。意外な発見です(笑)以前であれば時間と経費をかけて映画館に出向いたものですが、現在はこのように自宅で手軽にエンターテイメントを楽しめる時代です。インドア時間はますます増えていくのかもしれません。

  • 座る場所

    2023.11.16

    居酒屋でも、バーでも、ラーメン屋でも、カウンターに座る時、同席される方がいる場合は左側に座って頂かないと落ち着きません。骨格・体系からくる首回りの問題なのか、心理的な要因なのかはわかりませんが、いつものメンバーは黙って私の左に陣取ります。これと同じ文脈なのかは不明ですが、設計プランを描く時は必ず自室のデスクで、打合せのネタづくりや資料整理はセンターテーブルが定位置です。このブログを書くにあたり自己検証をしてみましたが取り組む内容とその場所がいつもと違うと、まったく効率があがらないことが再確認できました。自分にとって座る場所は実に重要なポイントでその環境が整って初めてスイッチが入る構造になっているようです。飲み会の席も同様で、右側にお座り頂いてしまうと実に無口でつまらない男です。今後初めてご一緒させて頂く際には、是非、左側にお座り頂ければと思います(笑)

  • 10月を終えて

    2023.11.02

    11月に入ってもドキリとするような突然の雷雨など安定しない天候が続いています。そんななか、先月は社内での仕事の充実ぶりを実感できた1カ月でした。あらためて仕事は打合せを重ねるごとに新たな側面(課題)が見えてくる多面的要素の塊であることを再認識します。と同時に、これらの課題を理解力と実行力のあるスタッフとアイデアのキャッチボールをしながら解決策を探るやりとりに、この仕事の醍醐味を感じます。こちらが投げかけるプランが正確に受け取られ、あらたなアレンジを加えて返されるアイデアから思わぬ発想が生まれてきたりします。これを繰り返すことで自分の頭がどんどん活性化され、研ぎ澄まされていく感覚があります。このように仕事を深堀していくことで、その精度と品質は確実に上がり、揺るぎのないプランが出来上がっていくのです。これは必要不可欠なプロセスであり、その最終ジャッジを担う社長が会社にいなければ、仕事は成立しません。デジタルの利便性は最大限に活用していますが、やはり人と人が同じ空間で呼吸を合わせることを怠ってはいけないと感じます。この状況がカタチになっている今現在は、会社全体が最も充実している時期です。仕事終わりの一杯が感動的に旨いことがなによりの証拠です(笑)今後のさらなるステップアップに私自身、大いに期待が膨らむ10月でした。

  • 試み

    2023.10.27

    ジャパンモビリティショー2023において、トヨタが新型ランドクルーザー250のフットペダルを無くした手だけで運転できるハンドル仕様のモデルを発表しました。これは下肢に機能障害を持たれている方だけでなく、バイクをベースにした運転の楽しさを追及していることから一般の方にも直感的で分かりやすい仕様だといいます。市販化は未定のようですが、このような大きな試みは次のスタンダードに繋がる大事な挑戦だと思います。かたや、家づくりはどうでしょう。このところプランニングをしていてつくづく思うのは、「原点回帰」です。性能についての改革は大いに進めるべきですが、住まい方については「Simple is Best」を痛感します。「今」の環境や価値観を盛り込んだデザインや設えを施すほど、「その先」の暮らしやすさや満足さが失われていくのは、「その変化」を見据えていないからです。永く世代を超えて受け継がれていく家には、時代を超えて在り続ける上質な素材と、なんでも受け入れられる普遍的な空間が必要になるのです。親が愛用していたお気に入りのワードローブを受け継ぐもよし、家族になった記念に購入したデスクに変えるもよしです。「原点回帰」の答えは、「時間や空間に縛られない自由」であり、これが新たな家づくりの発想のベースとなっています。

  • 慣例

    2023.10.19

    一日の終わり、誘い、誘われての一杯は格別です。ただ、その日の仕事の都合や交通渋滞などで約束の時間に遅れてしまうこともあります。10分前行動が基本の人からすれば、私が5分遅刻すれば、15分待たせることになるわけでこれは大変申し訳ないことです。ただ秋田には“練習”という慣例があります。正式な乾杯の前に先に飲み始めているという意味ですが、どうしても遅れてしまうときにメンバーに連絡する際、この「練習しててください」「はい、練習してます」といったやりとりによって「待たせる」、「待つ」の互いの状況をグッと緩和できます。もちろん時間に遅れることなく全員揃っての乾杯がベストでありますが、他県にはないこの慣例は夜の一席と人間関係を大切にする秋田ならではの文化のひとつであると思います。定時のずっと前に来店したメンバーがひとりで練習を始めている場合もありますが、これはご愛敬です(笑)。