正月気分もすっかり落ち着き、ようやく日常のリズムが戻ってきました。
今年もいくつかの新年会に参加しましたが、あらためて感じるのが冒頭挨拶の難しさです。
年齢も立場も考え方も異なる多種多様な参加者を前にすると、
どうしても無難で差しさわりのない表現になりがちで、
結果として何を伝えたいのかがぼやけてしまうことも少なくありません。
聞き手によって受け取り方が大きく変わるのも、致し方のないことです。
干支や時事、時には政治の話題を織り交ぜ、ユーモアを添える定番の話ぶりが多くなるのも理解できます。
一部に偏らず場の空気を読みながら、自分の言葉で本質をスマートに伝える。
そのバランス感覚こそが問われる場面です。
簡単なようで実は難しい挨拶だからこそ、日頃からの着眼点や物事を見極めるセンスを磨いておきたいものだと感じながら乾杯を待ちます。
左の方から一番搾り、右の方からスーパードライをお酌していただき、ブレンドビールに酔いしれる夜なのでした。